バックパッカーをするには何が必要?持ち物や滞在費目安とあわせて注意点や収入源なども解説!
リゾートバイトお役立ち情報2025/04/24
最終更新日:2025/04/24

リュックひとつで世界を巡る自由――でも何を持ち、いくらかかり、旅先でどう稼ぐかは悩みどころ。持ち物リストから1か月の費用例、リモートワーク術までこのガイドで解決します。
刺激と発見に満ちた旅へ踏み出す一方で、パッキング不足や予算オーバー、ビザの落とし穴など準備不足がトラブルを招くことも。本記事では、
- 必携アイテムの選び方とパッキング術
- 必携アイテムの選び方とパッキング術
- 格安宿・交通手段の探し方と予約のコツ
- 旅を続けるためのリモートワーク&現地バイトのポイント
まで、実践的なノウハウを丁寧に解説します。読み終えたら、自分だけのルート表と予算表を書き出して、自由旅への第一歩を踏み出しましょう。
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そもそもバックパッカーとは
バックパッカーとは、低予算で個人旅行を楽しむ旅行者を指します。その名の通り、Back pack(訳:リュックサック)を背負いながら旅をするスタイルが特徴です。基本的に高級ホテルではなく、ゲストハウスやユースホステルといった安宿を利用し、公共交通機関を駆使して移動します。
また、観光地巡りだけでなく、地元の文化や人々との交流を重視する点も魅力です。このスタイルの旅行は1960年代に欧米で流行を始め、格安航空券の普及で、さらに人気が高まりました。
現在では、旅行中に仕事や収入源を確保する「ワーホリ」や「リモートワーク」を組み合わせた新しいスタイルも登場し、多様化が進んでいます。
バックパッカーの魅力
バックパッカーの最大の魅力は、自分だけの自由な旅を満喫できる点です。旅行会社のパッケージツアーとは異なり、日程や行先、予算を自分自身で決められる、気まま旅が可能となります。
また、限られたお金でいかに楽しむかを工夫する過程そのものも、バックパッカーの醍醐味といえます。
現地住民との交流や長期間の旅
バックパッカーは地元の安宿やゲストハウスに滞在し、現地住民や他の旅人と交流します。人々とのつながりや新たな発見が得られることがバックパッカー人気のポイントです。
また、長期間の旅が可能であることも魅力の一つです。短期間の旅行では体験できない、より深い地域理解が得られます。そのため、自己成長や新たな価値観の発見を求める人におすすめ。
必要な物の見直し
バックパッキングでは荷物を最小限にして持ち歩きます。その作業を通して、生活の中で何が本当に必要な持ち物なのかを見直す機会にもつながります。
旅をする過程で「持たないこと」の自由を体感できる点も、多くの人を惹きつける要因です。
バックパッカーに人気の国は
安価な滞在費と豊かな文化が楽しめる東南アジアや中南米、東ヨーロッパが人気です。
安い宿や現地の食事で節約しながら旅ができるので、バックパッカーにとって魅力的です。また、アジアではタイやベトナムのように観光地としても整備されており、多くの旅人との交流も楽しめます。
一方で、中南米のペルーやコロンビアは自然環境や独特の文化遺産を堪能できます。東ヨーロッパでは歴史ある街並みや手頃な滞在費がおすすめポイントです。これらの国々では、お金を抑えつつも充実した旅行体験が得られるでしょう。
バックパッカーの平均滞在期間
バックパッカーの平均滞在期間は多くの場合、1ヶ月以上の長期旅行が一般的です。短期旅行では味わえない、地元の文化や暮らしを体験するのがバックパッカーの醍醐味です。
長期休暇を取りづらい場合は、1週間程度のバックパッカー旅から挑戦してみるのがおすすめです。
バックパッカーの宿泊先とは
バックパッカーにとって、宿泊先の選び方は旅全体の快適さやお金の節約に大きく関わります。一般的にバックパッカーは、低予算で泊まれる宿を最優先に探します。具体的には、ゲストハウスやホステル、ユースホステル、ドミトリー形式の宿が定番です。
これらの宿は宿泊料金が安いだけでなく、旅人同士が出会い情報交換をする場としても魅力的です。
例えば、東南アジアのドミトリーでは、1泊500円から1,500円程度で宿泊できることが多く、非常にお手頃です。リビングスペースや共用キッチンを備えている宿も多いため、自炊をしつつ食費を節約することも可能です。
また、ホステルでは主にバックパック一つで旅をする旅行者が集まりやすいため、おすすめの観光地や次の目的地のアドバイスをもらう絶好の機会となります。
初心者バックパッカーの宿選びポイント
いきなり見知らぬ人と相部屋で生活をするのに抵抗があるバックパッカー初心者の場合は、ある程度の設備が整っており、個室になっている1泊2,000円程度のゲストハウスがよいでしょう。
基本はしっかりとしたゲストハウス、予算や状況に合わせて格安のドミトリーの利用を増やしていくなど、徐々に環境に慣らしていくのがおすすめです。
バックパッカーにとっての宿選びは、単なる居住空間の確保にとどまらず、収入源を確保する際や現地の文化を深く知る機会にもなり得ます。自分に合った宿を見つけることで、旅の充実度はさらに高まるでしょう。
バックパッカーの1ヶ月間の滞在費目安
バックパッカーとして旅をする際に必要なお金は、滞在する国や選ぶ宿、生活スタイルによって大きく変わります。
インド、タイ、東ヨーロッパを例に、1ヶ月の滞在費の目安をご紹介します。
インドの例
インドはバックパッカーにとって非常にコストパフォーマンスが高い国です。宿の料金は1泊500円程度の安価なゲストハウスから、数千円の中級ホテルまで幅広い選択肢があり、お金を節約しつつ快適に過ごせます。
屋台やローカルレストランでは1食50〜200円程度。公共交通機関もバスや鉄道は非常に安く、エコノミークラスでの長距離移動でも数百円から数千円程度が相場です。
タージマハルのような有名観光地では入場料が2,600円ほどかかりますが、多くの観光地では平均1,200円程度です。1ヶ月の滞在費も、30,000円〜60,000円あれば十分楽しめます。
タイの例
タイは東南アジアの中でも特にバックパッカーに人気の国です。滞在費が比較的安く、バンコクやチェンマイといった都市部でも、1泊1,000円前後のホステルが豊富にあります。
街中の屋台では1食あたり200円〜700円程度で満足できる料理を楽しめます。移動費も安く、地方都市へのバス移動や鉄道旅行でも数百円〜千円程度が相場です。
しかし、タイは貧富の差が激しく、どのように過ごすかによって予算が大きく変動します。現地の庶民に目線を合わせた旅をしつつ、時には贅沢な時間を過ごしたい場合は、全体的に見て150,000円程度必要であると考えた方がよいでしょう。
東ヨーロッパ
東ヨーロッパは西ヨーロッパに比べて物価が低く、バックパッカーにとって穴場のエリアです。チェコやハンガリー、ポーランドでは、1泊2,000円程度のホステルや民泊施設が豊富にあります。中央市場や地元のレストランを利用すると、1食500円〜1,500円程度です。
公共交通機関も非常に発達しており、短距離のバスや電車の料金は100円〜200円程度と驚くほど手頃です。一方で、観光地を周る場合の入場料や特定のツアーには余裕を持った予算が必要です。
滞在費の目安は1ヶ月で200,000円程度です。
バックパッカーの必需品とは
バックパッカーとして旅をする際、持ち物の選定はとても重要です。限られたスペースに必要最低限の物を詰め込むことになるため、事前にしっかりと計画を立てて準備をするようにして下さい。
バックパッカーの必需品は、以下の通りです。
- バックパック
- パスポート
- ボディバック(サブバック)
- クレジットカード
- 洗面用具
- 常備薬
- ドライヤー
- サンダル
- ワイヤーロック
- モバイルバッテリー
- 変換プラグ付属の変圧器
- 充電器
- 衣類(3〜4日分程度)
- 衣類圧縮袋
- 衣類圧縮袋
- 折りたたみハンガー・洗濯紐
- 雨具
目的地や季節によって、更に必需品が加わることもあります。日焼け止めや虫除けスプレー、防寒着や手袋など必要に応じて準備しましょう。
消耗品は現地調達がおすすめ
荷物を軽くまとめることが、バックパッカーにとって快適な旅の基本です。長期旅行で消耗するものについては、現地で調達するのがおすすめです。
例えば、日用品として必要なシャンプーやボディソープ、トイレットペーパー、歯磨き粉などはどこの国でも比較的簡単に手に入ります。特に東南アジアや東ヨーロッパなどでは、現地のスーパーマーケットやコンビニエンスストアを活用すると、コストを抑えられます。
あれば便利なおすすめグッズ
バックパッカーの旅をより快適に、そしてストレスなく進めるためには、基本の持ち物に加えて以下のような便利グッズを用意しておくと良いでしょう。
- アイマスク
- 翻訳機
- SIMカードケース
- バスルームポーチ
アイマスクは、長時間移動で快適な睡眠を得たい場合に役立ちます。翻訳ツールの精度は上がってきていますが、国によっては未だに文章が通じにくいことも珍しくありません。
現地の人との交流を楽しみたい場合は、ポケトークのような翻訳機を持っていくと便利です。
SIMカードケースは、紛失や水没防止に役立ちます。バスルームポーチがあれば、洗面具をフックに引っ掛けて使用できるようになります。
このように、かさばらず旅を快適にしてくれるアイテムもあるので、必要に応じて持っていくのがおすすめです。
バックパッカーにおすすめの収入源
バックパッカーとして旅を続けるうえで、お金の問題は常に気になる点です。バックパッカーにおすすめの仕事や収入源をいくつかご紹介します。
リモートワーク
リモートワークは、バックパッカーにとって非常に柔軟な収入源の一つです。インターネットとパソコンさえあれば、世界中どこにいても仕事ができるため、移動の多いバックパッカーにも適しています。
具体的な仕事としては、ライティング、翻訳業、デザイン、プログラミング、オンラインでの英語教師などが挙げられます。
宿選びの際にはWi-Fiが整っているかを確認するようにしましょう。持ち物にポータブルWi-Fiを加えるのもおすすめです。
現地で短期のアルバイト
バックパッカーが多い地域では、旅行者向けの短期・単発の仕事を募集しているケースもあります。
カフェやレストランでのホールスタッフ、農場での収穫作業、ホステルでの住み込みスタッフなどが一般的です。
現地で仕事をすることによって、その国の文化や人々との交流も深まり、旅が一層充実したものになるでしょう。ただし、働く際はビザの条件や法律をしっかり確認し、違法な就労にならないよう注意が必要です。
リゾートバイト
リゾートバイトは、主に日本国内での収入源としてバックパッカーに人気の方法です。旅をしながら観光地付近で働くスタイルは、お金を稼ぎながら現地の魅力を体験できるのが特徴です。
また、住み込み寮の費用や食費が無料になることが多く、出費を抑えながら働けるのもメリットになります。スキー場やプールスタッフ、温泉地の旅館での接客などが一般的です。
リゾートバイトは観光地での仕事なので、旅の延長のような感覚で働けます。実際に、旅の途中で資金を補充するためにリゾートバイトをしているバックパッカーも多く、「働きながら旅を続ける」というスタイルとも相性抜群です。
バックパッカーをしながら働く際の注意点
バックパッカーをしながら仕事をする場合は、就労ビザやインターネット環境に注意しましょう。
まず、現地での仕事を見つける際は、就労ビザの確認が必須になります。一部の国では観光ビザでは労働が認められていないため、現地でトラブルにならないよう注意しましょう。
また、リモートワークをする場合には、滞在先の宿泊施設で安定したインターネット環境を確保できるかが重要です。ユースホステルやゲストハウスにはWi-Fiが遅い、あるいは接続が不安定な場合があります。事前に口コミやレビューでインターネット状況を調べることで、仕事への支障を防ぐのがおすすめです。
バックパッカーをする際の注意点
海外では多額の現金を持ち歩いたり派手なメイクや服装をしたりしていると、スリに合いやすく、被害も大きくなります。持ち歩く現金は少額で、派手なメイクや服装も避けるように注意し、安全な旅を心がけましょう。
また、日本では問題のない行動でも、国が変われば問題のある行動として捉えられ、トラブルに巻き込まれるケースも珍しくありません。
そのため、持ち物の選定やお金の管理はもちろん、現地での風習やルールなど、旅行全体をスムーズに進めるためのポイントを押さえておくと安心です。用意周到であるほど、現地での体験を充実させることができるでしょう。
海外でバックパッカーをするなら旅行傷害保険に加入しておこう
海外でバックパッカーとして旅をする場合、予期せぬ怪我や病気、持ち物の盗難などのトラブルに備えて旅行傷害保険への加入が必須です。
万が一の際に経済的な負担を軽減できるように準備しておきましょう。
クレジットカードに付帯するもののほか、バックパッカー向けの手頃で使いやすい保険プランも多くあります。いくつか比較して、自分の旅のスタイルに合ったものを選びましょう。
初心者の場合は日本で疑似体験をしてみるのがおすすめ
バックパッカーに興味があっても、いきなり海外で挑戦するのはハードルが高いと思う方も多いでしょう。そのような場合は、日本国内でバックパッカー的な旅を疑似体験してみるのがおすすめです。
必要な持ち物やお金の管理方法、宿の選び方、収入源の確保など、実際のバックパッキングを想定した経験を積むことができます。
日本での疑似体験は、言語や文化の壁が少ないため、バックパッカー初心者には非常におすすめです。自分の旅スタイルを見つけながら自信をつけ、次は海外のバックパック旅行にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

まとめ
バックパッカーは、低予算で自由に旅を楽しむスタイルとして多くの人々に支持されています。その魅力は、現地の文化や人々との交流、そして予定に縛られることなく自分のペースで旅を続けられる点にあります。
バックパッカー初心者の場合は、まず日本で疑似体験をしてみましょう。実際の旅の流れや必要な持ち物についてイメージが湧きやすく、自信にも繋がります。
国内外問わず、バックパッカーとしての一歩を踏み出すことで、人生の新たな扉が広がるかもしれません。
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