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ワーキングホリデーを無駄にしない!part.3:仕事探しを有利に進めるポイント
ワーホリ・海外留学情報2024/04/22
最終更新日:2024/11/21
ワーキングホリデーを経験したからといって、帰国後の就職活動で企業から引っ張りだこに…というのは残念ながら甘い考えです。ワーキングホリデー経験者の具体的な就職率は確認できませんが、帰国後のキャリアに悩む方も多いのが現状です。上位に出てくる「ワーホリ後 就職できない」という検索ワードに不安を感じた方も多いのではないでしょうか?
でも大丈夫です。あらかじめ、ワーキングホリデー帰国後の仕事探しのタイミングや、仕事の探し方などを把握しておけば問題ありません。
この記事では、ワーキングホリデー帰国後の仕事探しを有利に進めるために、おすすめの職種や面接でのノウハウをご紹介します!
ワーキングホリデー後のキャリア形成、仕事探しのタイミングは?
帰国後の仕事はワーキングホリデーが終わってからでいいと考えていると、後手後手になってしまい、キャリアにさらにブランクが空いてしまうことも…。ワーキングホリデーから帰国する前に、求人情報を積極的にチェックして準備しておきましょう。
インターネットや求人サイト、SNSなどを活用して、自分の興味やスキルに合った求人を探しましょう。また、希望する業界や職種の動向や需要を把握することも大切です。帰国後すぐに就職に向けて行動できるよう準備しておきましょう。
求人の増える時期に合わせて帰国する
日本の求人市場は、基本的には2〜3月、8〜9月が求人数の増えやすい時期になるようです。会社や職種によっても異なりますが、この求人の増えやすいタイミングに合わせて帰国し、就職活動を始めるのもおすすめです。
具体的には1月、7月に帰国し、求人が増え始めるころから就職活動を始めるのがベストです。逆に、4月、10月は採用が落ち着き求人が少ない時期となります。スケジュールの調整が可能な場合は、帰国するタイミングをずらした方がいいかもしれません。
ワーキングホリデー後におすすめの職種とは
ワーキングホリデーの後に人気なのは、やはり語学スキルを活かした仕事です。一昔前に比べ、語学スキルが活かせる仕事は急増していますが、改めてどのような職種があるのでしょうか。
ワーキングホリデー後におすすめの職種を、以下の4つのカテゴリに分けてご紹介します。
- インバウンドマーケット
- IT関連・オンライン関連
- 英会話講師
インバウンドマーケット
コロナの影響で一時ストップしたものの、日本のインバウンドマーケットは年々成長し、2020年には遂に訪日外国人が4000万人を超えると予想されていました。アフターコロナでインバウンドマーケットは再度盛り上がりを見せており、旅行消費金額もどんどん上昇しています。特に多いのが宿泊や買い物、飲食の3項目で、この3項目で消費全体の約82%を占めます。そのため、飲食店や宿泊業では、語学スキルのあるスタッフを募集しています。
IT関連・オンライン関連
現在、世の中はものすごい勢いでIT化とオンライン化が進んでいます。ビジネスにおける国境は薄れつつあり、IT、オンラインを通じて瞬時に世界中の方々とつながることができます。日本に居ながら、海外の企業とビジネスをするチャンスも少なくありません。また、日本企業でもグローバル展開を進めるために、語学が出来て外国人を相手に仕事が出来る人材が求められます。
英会話講師
外国語を学ぶ環境は多様化していますが、直接英会話を習いたいという需要は依然として強い傾向があります。ワーキングホリデー後には、日本にいて英語を習いたい人向けに、英会話スクールの講師なども人気があります。英会話スクールの生徒さんはこれからワーキングホリデーに行きたいと考える人も多いので、自身の体験を伝えることもできますね。また、インターナショナルスクールの保育士や塾講師、家庭教師など子供と関わりながら英語を教える仕事も多くあります。
ワーキングホリデー後、キャリアカウンセラーを活用するのがおすすめ
ワーキングホリデー後の就職でも、普段の転職活動と同じようにエージェントに登録して仕事探しするのが一般的です。どのエージェントにもキャリアカウンセラーが在籍しているので、キャリアについて相談できるのも安心ですね。ワーキングホリデーでの経験をうまくPRし、希望の仕事に就職するために、ぜひキャリアカウンセラーを活用して就職活動を進めてください。
キャリアカウンセラーは希望する条件の求人案内以外にも様々なサポートが可能です。現在の求人市場に詳しいので、それをふまえて求職者の適正確認やキャリアプランの相談にも乗ってくれます。また、休職者の強みや弱みの整理をし、どのように自己PRをして行けばよいかも一緒に考えてくれます。
面接や履歴書作成のアドバイスや、休職者に代わって企業とコンタクトを取り、企業に聞きづらい事を確認してくれることも。
その他、ワーキングホリデー後の仕事探しでキャリアカウンセラーを活用するメリットはこちらです。
- プロ目線で問題点を洗い出し、修正してくれる
- 履歴書などの提出書類の添削をしてくれる
- 企業採用枠にコネがあり、採用率がアップすることも
ワーキングホリデー後の仕事探しを有利に進めるためにも、ぜひご活用ください。
お問い合わせフォームが開きます。ワーキングホリデーについての質問であることを明記してください。弊社提携のエージェント【ワーホリキャリア.com】にお繋ぎいたします。
ワーキングホリデー後の仕事探しで面接に受かるコツ!
書類審査に通過したら次は面接ですね!多くの企業では、留学やワーキングホリデーなどの海外経験のある人材を積極的に採用したいと考えています。今後のビジネス展開はどんどんグローバルになるため、ワーキングホリデーの経験をうまくアピ―ル出来れば、採用の可能性も高まります。
ワーキングホリデーを上手にPRする
ワーキングホリデーでこんな経験をしました!だけではただの発表会になってしまいます。企業としては、ワーキングホリデーの経験を通して何を身につけたのか、そのうえでどんなスキルがあるのかを知りたいと思っています。
面接でワーキングホリデーを上手にPRするには、ワーキングホリデーでの経験をなるべく具体的に説明し、そこからどんな学びを得たのかをPRしましょう。さらに踏み込んで、その経験や学びが企業にどんな風に役立つのかも話せるようにしてください。
また、海外経験のある人にしか語れない「海外から見た日本」について、自分なりの意見を持ちましょう。グローバルな視点で物事を考えられることがアピール出来ると良いですね。
ワーキングホリデーにネガティブな印象を持つ面接官も
なかには、ワーキングホリデー=キャリアのブランクと捉え、ネガティブな印象を持つ面接官もいます。海外で遊んできただけと捉えられないよう、特に慎重に対応しましょう。
対策としては、ワーキングホリデーへ行った目的と結果を具体的にアピールすることです。また、自分の意見をはっきり伝える態度が海外では求められますが、ワーキングホリデーに対しネガティブな印象を持つ面接官の場合、横柄に映ることもあるので注意が必要です。
面接官の印象 | 対策 |
---|---|
ただ遊んできただけ | ワーキングホリデーに行った目的と結果を具体的にアピール 現地での活動内容や学んだことを伝える |
現実逃避で海外に行ったのでは? 逃げ癖があるのでは |
ワーキングホリデーに行こうと思った動機を、自己成長と合わせてまとめる |
海外かぶれで扱いにくい人材かも… | 謙虚な姿勢を見せる 自分の主張だけでなく、 自分の強みを企業に貢献したいと伝える |
ライバルと差別化して自分だけの強みをアピール
ワーキングホリデーに行く人は増加傾向にあります。
企業としては、ワーキングホリデーに行った人はみんな同じようなアピールをしてくるという印象になるかもしれません。そこで、面接でライバルと差をつける方法について考えてみましょう。以下に、3つの具体例を紹介します。
-
1,ワーキングホリデーで培った異文化コミュニケーション能力のアピール
ワーキングホリデー中の具体的な経験を挙げ、それが自身の成長や価値観の深化につながったことを示すことが重要です。
2,ワーキングホリデーでの自己管理能力のアピール
ワーキングホリデーでは、自国から離れ、新しい環境で自己管理能力が試されることがあります。
例えば、予算管理、時間管理、健康管理などが挙げられます。自己管理能力は、企業が求める能力の一つであるため、面接で積極的にアピールしましょう。
3,ワーキングホリデーでの国際的なネットワーク構築のアピール
グローバルな視野を持つことを証明し、企業にとって魅力的な候補者であることを示すことができます。
また、この「グローバル」に対して、「グローカル」という言葉をご存知でしょうか。グローカル人材とは地球規模で考えて、地域レベルで行動する人材のことを指します。
インバウンドマーケットでは特にこのグローカル人材が求められますので、グローカル人材としてのキャリアを構築していくことも、ライバルとの差別化になります。
まとめ
ワーキングホリデー帰国後の仕事探しを有利に進めるためのポイントはいくつかあります。
帰国後の就職活動にはキャリアカウンセラーを活用するのもおすすめです。おすすめの職種としてはインバウンドマーケット、IT関連・オンライン関連、英会話講師をご紹介しました。帰国のタイミングを日本の求人が出やすい時期に合わせたり、面接でうまくワーキングホリデーの経験がPR出来ると、帰国後の仕事探しが有利に進められます。
参考になれば幸いです。
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